前回のエントリ「App Store売上でLINEがパズドラに勝つ日は続く? 海外展開もすごいぞ」ではLINEの凄まじいまでの勢いについて紹介しましたが、そんなLINEの中でも最近目立っているのが『LINE ポコパン』というゲームです。
『LINE ポコパン』のルールは、同じ色のブロックを3つ以上つなげて消していくというシンプルなもの。ブロックをつなげるとモンスターに攻撃できて、モンスターを倒すとボーナス得点を獲得。そして、その攻撃力はクリア報酬や課金などで強化できます。『LINE POP』と非常によく似たゲーム性で、それゆえに人気が出るのも分かりますね。
『LINE ポコパン』は日本のApp Storeでは5月18日にリリースされて以来、じわじわとランキングが上昇。7月に入ってからはセールスランキングで、ほぼ毎日10位以内をキープしています。日本だけでなく世界でも人気で、インドネシアやフィリピン、マレーシアでも100位以内に入っていますね。
↓が『LINE POP』の高得点動画なのですが、これは課金アイテムを使った上に、さまざまなテクニックを駆使して達成されたものです。
課金とテクニックのバランスというのは、どのゲームでも頭を悩ませるもの。課金だけが重要なゲームだとプレイヤーがそもそもやろうと思わないし、テクニックだけが重要なゲームだと裾野が広がらなかったり、売上が立たなかったりしますからね。
数年前は『怪盗ロワイヤル』や『探検ドリランド』のように課金の要素が強すぎるゲームが幅を利かせていたのですが、ここ1年は『パズル&ドラゴンズ(パズドラ)』に象徴されるようなテクニック重視のゲームも増えています。
では、『LINE ポコパン』はどうなのか。
それを考えるにはトップクラスのプレイを見ればいいだろうということで、プレイ動画を探してみました。探せた中で一番点数が高かったのが↓の282万点の動画。僕のフレンドの中には300万点以上のスコアもちらほらいるので、トップクラスの動画とは言えないのですが参考までに見ていただければ。
人によって感想は違うでしょうが、僕は正直、このプレイは真似できると感じました。『LINE POP』では複数の場所を触らないと高得点を出すのは難しいのですが、『LINE ポコパン』では動画を見れば分かるように触るのは1カ所だけで済むからです。そのため『LINE POP』より、テクニックの関わる割合は低いのではないでしょうか。
LINEのヒットゲームで比較すると↓のような感じ。ただ、どのゲームでも無課金者がトップに立つのは非常に難しいです(『LINE ウィンドランナー』はややハードルが低い)。はまればはまるほど、競う友達が増えれば増えるほど課金せざるをえないという、恐ろしい(?)仕組みですね。
・テクニックの重要性
LINE POP>LINE ポコパン>LINE ウィンドランナー
ちなみにスローモーションになるバグを使って、1000万点超のスコアをたたき出した動画が↓。こういうバグがあると、真面目にやっているプレイヤーのやる気もなくなってしまうので、運営がしっかりチェックしていくかも注目されるところです。
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