2013年5月30日木曜日

本屋はレジが入り口にない気がする

 僕は基本的にお金がないので、よくブックオフに立ち読みに行っています。

 本当に立ち読みしかせず、まったく本を買っていないので、ちょっぴり罪悪感がこみ上げてくることがあります。でも正直、コンビニなどに行く時より物を買わないことに対する罪悪感が薄いことに気付きました。

 その原因はどこにあるのか?

 少し考えてみたところ、ブックオフに限らず、多くの本屋は入り口にレジを置いていないことに思い当たりました。店を出る時に店員さんと顔を合わせないので、きまずい思いをしないで済んでいるのではないかと。

 ほかの店に比べて、本屋のレジが入り口にない確率が高い(筆者調べ)のはなぜなのでしょうか。それは立ち読み客も売り上げに貢献しているという考え方があるからかもしれません。生活必需品を買う時は、店に人がいるかどうかはあまり気にならないもの。でも、本屋でゆっくりと買い物をしたい時は、店が賑わっていないと気まずくて落ち着いて本が選べないのではないでしょうか。お店にとってある意味、立ち読み客はサクラになるということですね。

 サクラが重要ということでは、飲食店も同じ。タリーズコーヒー創業者の松田公太さんも、創業時に自らがサクラの客を演じていたと著書で書いていました。お金を払ってでも、賑わっている雰囲気を出すことは大事。

 でも、入り口にレジを置く飲食店も多いのは、食い逃げが目立つからなのでしょうか。それぞれの店にレジの置き方についてポリシーを尋ねてみたいところです。

0 件のコメント:

コメントを投稿